73. 第38回関東同窓会総会・懇親会開催(2012.11.10)

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平成24年度の関東同窓会総会が、2011年7月9日午後6時より開催されました。幹事期90期の深沢さんよりとどきましたレポートを掲載します。

「真夏の決勝戦は人生に大きなプラス」

39年前の夏の甲子園の記憶が蘇る


甲子園準優勝メンバー登壇で大賑わい! 平成24年度関東同窓会総会・懇親会 90期 深沢英昭

7月第一金曜日の6日夕刻に関東同窓会総会と懇親会が開催され、日比谷公園を眼下に見る東京・内幸町のプレスセンタービルの大ホールで200名を越えるOB・OGが賑やかに集いました。

挨拶する八牧会長


静岡から水元校長、同窓会本部の荻野会長、志田副会長、三浦事務局長、関西からも関西同窓会の柴田会長にご出席いただきました。冒頭関東同窓会の八牧会長より、今年から始めている異業種交流会について等の活動のご説明をいただきました。水元校長からは、終了直後の文化祭、開始直前で盛り上がる高校野球県予選への期待を含め最近の静高事情のお話を頂戴しました。夏の予選、秋の東海大会と甲子園までそこまで来ている野球部。89期ご卒業の水元校長からも現役野球部の活躍を心待ちにしている様子が伺えました。

来賓の皆さん


総会に続きいよいよ昭和48年夏の準優勝メンバーの登壇です。野島監督、野田主将、植松・水野・白鳥・森内各君が壇上に揃い、広島商業との決勝戦のビデオが背景に流れる効果満点の演出に、会場は騒然とする盛り上がり。

甲子園準優勝時のメンバーの皆さん

司会進行は静岡放送の鈴木君が担当。「決勝戦でのサインの殆どは広島商業に見破られていた。それでも接戦だったのから凄い実力」などの逸話が次々に披露された。 50代後半に入ったメンバーにとっての甲子園とは何か?との質問に対しては、「世界が広くなった」「その後の人生で苦労もあったが、あの大舞台に立てたことを思い出すと不思議と心が落ち着いた」など、全員が「プラスの効果」を口にした。白鳥君からは「中国で中学生に野球を教え5年になるが、中国でも『甲子園』は憧れ」など示唆に富む話を聞くことができました。当時36歳の野島先生は70代半ばになられましたが、その若さの秘密も静高野球にあるようにお見受けしました。

逍遥歌を歌う総会参加者たち 57期の岩井先輩から106期の石山さんまで50歳以上の年齢差に及ぶ静中・静高の仲間が各位の人生に胸にあて、あの昭和48年の暑い夏を思い出す新しい共通の思い出が誕生した一晩でした。