平成13年度の関東同窓会総会が、東京駅に程近い「ひょうご倶楽部」にて7月14日約百名の会員が集い開催されました。 ウィークデイの夜では時間が足りないという人、あるいは同じ関東でも距離的に遠いという人の便宜をはかり、今年は例年と異なり、土曜日の開催といたしました。
平成11年の総会から、各界で活躍中の 同窓生を講師に招聘しお話戴く時間を設け好評を博していますが、本年は武村正義氏(細川政権時大蔵大臣さきがけ代表)の夫人で69期の武村(旧姓黒柳)千鶴氏にスピーチをお願いしました。 武村さんは、静高のお話、ボランティアのお話、夫君正義氏のお話など中身の濃いスピーチを30分にまとめて我々同窓生に深い感銘を与えました。
・武村千鶴氏のお話 女子としては静高第1期生でその当時の特色として1年生から3年生まで通年制の「ホームルーム」があり、 縦のつながりを大事にした制度で、受験一辺倒でない大らかな教育風土でした。
ボランティア活動は健康のためにと始めた登山が発端でしたが、いま参加者は学生かリタイヤ後の人が主で働き盛りの人がどうしても少ないのでみなさんの中からボランティアに参加される人が出てくればと思います。今は少女のような心持ち、つまりこわいものはない、やりたいことをやり、やりたくないものはやらない、そんな気持ちで全てのことに取り組んでいます。
(終始笑みを絶やさず同窓生に語りかける武村さんのお話は説得力と聴衆を惹き付ける魅力に溢れていました。)
武村氏の講演後、静岡からの来賓の祝辞をいただいたあと懇親会に移り、楽しい懇談の時間を過ごし、最後は逍遥歌で締め終宴となりました。