7月6日(土曜)東京・内幸町、日本プレスセンターにて、第49回となる関東同窓会総会が行われました。
昨年までコロナ対策として行っていたWEB配信付きのハイブリッド総会をついに卒業し、今年は現地会場のみでの開催となりました。71期(88歳)~132期(27歳)、幅広い世代のOB計138名が集まりました。主幹事・101期、副幹事・102期の皆さんのご尽力により、盛り沢山のプログラムが全て無事に終了しました。
来賓代表挨拶
本校就任2年目となる織田校長先生からは、在校生の学校生活・活躍の様子や、4年後の2028年に創立150周年を迎える母校のこれまでの歩みの記録を、先生方の熱意で盛り込み編纂した「2024学校案内」パンフレットの紹介などがありました。
織田校長先生を筆頭に来賓として静中静高同窓会(静岡)の松村友吉会長、中部支部(名古屋)の加藤政幸支部長、そして本校進路指導課の久保田好則課長をお招きし、対面で交流していただいたことで、益々の連携強化がなされました。今後、相互の充実した活動に期待が持てます。
総会議事
総会議事は、議長に杉山会長、進行役に桒原副会長が務めさせていただき、3つの議案が提案されました。規約を見直し、懇親を目的として活動している現運営実態に合わせた規約改正案のほか、事業報告・決算報告・監査報告、活動計画・予算計画の3つの議案は、賛成多数により承認、可決しました。
野球部近況報告
また、静高野球部後援会の河村卓利会長に、野球部の紹介をお願いしました。OBによるクラウドファンディングのおかげで老朽化していた野球部員移動のバスを新車にリニューアルできたことや、今年のチーム紹介、これまでの全ての戦績など、大変見やすいスライドをお披露目しながらの近況報告がありました。我々が大好きであり、見守り応援している母校野球部の話は、いつの時代でも場所を選ばずOB同士の共通の話題となっており、それが静高同窓会全体の活気に直結しています。それぞれの脳裏に残る現役時代の思い出の上に、希望を乗せられることの幸せを感じる方々も多いことでしょう。
講演
日本司法書士連合会会長である101期・小澤吉徳氏に『相続登記の申請義務化』をテーマに、この4月から施行された法務省管轄の新制度を、スライドを使いながらコンパクトに大変わかりやすく講演をしていただきました。所有者不明土地問題や、義務違反は誰に起こり、ペナルティはどういったものなのか?などのお話のあと、質問タイムは限られた時間で6つの具体的な質問が出て、多くの方が身近な問題と認識されていることが伺えました。その後の懇親会では、小澤会長は個々の相談に引っ張りだこのご様子でした。メディア出演も多く超多忙なスケジュールの小澤会長の講演が、当日実現できたことは幹事101期の方々の見事な成果の1つです。
懇親会
総会の為にスクール形式で椅子を配置していた会場を、幹事期と参加者の協働で、立食パーティ形式に鮮やかにレイアウト変更後、松村会長によるご挨拶、乾杯ご発声で和やかな懇親会がスタートしました。
今年度は、本校創立150周年に繋ぐ企画として、以下の美しい2曲の合唱がありました。
創立100年記念応援歌「岳南健児意気高し」
1978(昭和53)年、95期・長田雅孝さんが作詞、96期・大澤理さんが作曲されました。当日は、作曲者の大澤理さんがエピソードを紹介しました。
創立125年記念応援歌「讃歌」
2003(平成15)年の125周年に向けて募集した53点の歌詞の中から101期・長嶋勲さんの「讃歌」が最優秀に選出され、84期・川辺真さんに作曲を依頼し完成した楽曲で、当日は、発起人である100期・恒光隆法さんと作詞者の長嶋勲さん(共に応援指導部)から紹介していただきました。
関東同窓会は50年目
1975(昭和50)年6月3日、東京で第1回総会が行われ、関東同窓会が設立されました。当時の会長は42期の方、役員の多くは53期の方々でした。
コロナが猛威を振るっていた2020(令和2)年、やむなく総会をスキップしましたので、来年が第50回目の総会となりますが、50年目は既にスタートしています。これから1年を掛けて、満50歳のささやかなお祝いが会員の皆さんとできますよう幹事を中心に準備をして参ります。皆さんも引き続き各イベントにお気軽にお顔を見せてくださり、共に歩んでくださると幸いです。