291. 異業種交流会、32名参加のもと開催されました (2024.01.28)

1月25日(木)に、第33回異業種交流会が開催されました

都内の日中気温は4℃という厳冬。日比谷・日本プレスセンター9階会議室にOBOG32名が集まりました。

ファーストスピーチは青島矢一氏(99期)

異業種交流会の前半は、99期・青島矢一氏(一橋大大学院イノベーション研究センター長)による「余剰資源と革新活動の結合」をテーマに、約30分のファーストスピーチが行われました。低下し続ける日本国民のGDP。政府は大胆な金融緩和を施してきたはずなのに、なぜ産業は発展しないのだろうか。グラフデータを使いながら大変わかりやすく説明してくださった上で、革新(イノベーション)への資源動員のご提案がなされました。経営者判断一つで世界が変わることにもなる。青島氏が研究しているいくつかの事例も紹介されました。 時間が許せばもっと続きを聞きたいと参加者全員が思われたことでしょう。とても興味深い内容でした。(この講演要旨は、次号会報(2024年5月発行予定)に掲載されます。)

参加者各自が自己紹介

後半は、各自2~3分の持ち時間で、参加者それぞれの仕事や近況を紹介していただきました。どの方も魅力的な人生が垣間見られるスピーチでした。これまでは仕事一本で生きてきたけれど、人生折り返しの年齢となり、これからは違った側面での刺激も受けながら人生を歩んでみようという初参加の方がいらっしゃいました。

引き続き希望者による懇親会

その後、引き続き同じ会場で有志参加の懇親会を行いました。結果的にほぼ全員が参加されました。今回は就活中の大学生の方もいらっしゃいました。多くの先輩方から、様々な業種の実体験が聞けたのではないでしょうか。幅広い世代、広範囲での生業を持つ人々が存在し、初対面でも信頼し合える人間関係が既にできているコミュニティであることは、当同窓会の特長と言えるでしょう。

夏の総会懇親会のような規模の大きいイベントに比べ、30名程度の少人数での交流は、先の自己紹介を踏まえた上での積極邸な名刺交換や情報交換、そして同窓であることから部活や出身中学など共通の接点が見つかりやすく、対面ならではの楽しい交流ができます。期や世代を越え、業種を越え、これまでのご自身とは全く違う歩み方をしている人同士が、リラックスして和やかに交流ができる関東同窓会オリジナルのイベントです。

次回は6月に第34回異業種交流会を開催する予定です。