「週刊メイチョウ」~高校生と共に~
1964年から77年まで静岡高校に勤務した鈴木明徴(あきよし)教諭の随筆集の出版に寄せて、関東同窓会の会報に寄せられた文章を、ホームページの特集ページにアップしました。
著者は在任中、生徒たちに伝えたいことをわら半紙に記し、ガリ版で刷って配り始めました。当初は担任するクラスだけに配布されていたそのエッセーは読者を増やし、いつしか「週刊メイチョウ」と呼ばれるようになりました。 昨春急逝した著者が残した文章の中から「哲学入門」「スポーツマンのために」など、人気シリーズをえりすぐってまとめた一冊。
時に厳しく、時に励ますようにつづられる言葉は、教え子への愛情にあふれています。
週間メイチョウ(鈴木明徴著・静岡新聞社・1200円