154. お茶の水で知の楽しみ 「昭和30年代の新聞広告」 (2016.2.6)

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毎回興味深いテーマを斯界のゲストスピーカーが講演するトークイベントの紫紺倶楽部の本年2月開催の第116回は「新聞広告で戦後昭和を見る ・その 2」です。

新聞広告2回目の今回は、「新聞広告黄金時代」です。 復興の昭和20年代から高度成長の30年代へ、そんな時代を反映して新聞広告は質量ともに大きく飛躍しまた。企業は順調に成長を続け、後半の数年間はアジア初となる念願のオリンピック開催に沸きました。公害も石油ショックも無縁の10年間だったのです。そんな日々、明るい未来を描いてみせてくれたのが新聞広告でした。夢の家庭電化実現も、マイカー の普及も、新聞広告が大きな力になったことは記憶されている方も多いことでしょう。

五十数年が経過してみると、華々く活動した企業が消えたり反対に無名に近かった会社が大変身を遂げた例もみられます。 テレビに広告費ランキングの首位を奪われる前の時代「新聞広告黄金の昭和30年代」をさまざまな視点から選んだ広告でふり返ってみましょう。

(服部淳「昭和39年の新聞広告まとめ」より)

・第116回「昭和30年代の新聞広告」:3月6日(日)14:00

場所はお茶の水の明治大学リバティタワーです。