ガラス造形作家増田洋美氏(静高77期)の個展が開催されます。
『PLAY THE GLASS ヴェネツィアから小布施へ』
増田氏の自由な造形のガラスをインスタレーションする独特の技法は内外で高い評価を受けています。今回は建築家宮本忠長氏を中心に街並みの修景を続け豊かな空間が形成されている小布施の町での展覧会です。
どこに行っても同じような風景に平準化されてしまったかに見える日本ですが、古くから独自の文化が根付いている地方がまだまだ各地にあるようです。増田氏の2年前の展覧会も商都として栄え時代を超えてさまざまの文化が根付いていた酒田市で開催されましたが、今回の開催地小布施も個性的な町が現代に息づいています。
小布施には「オープンガーデン」という個人庭園を公開し訪れる人に開放し楽しんでもらうという事業があり、今回の展覧会はこのオープンガーデンとの連携も組み込まれているとのことであり魅力的な展示が期待されます。
ちなみに静高87期内坂(旧姓森川)由美子氏は、上記のオープンガーデンともかかわりをもつ第三セクター会社ア・ラ・小布施運営に携わり小布施の町おこしに貢献しています。
場 所 / おぶせミュージアム・中島千波館 期 間 / 2014年8月1日~10月7日(会期中無休) 午前9時~午後6時(10月より午後5時まで) 観覧料 / 一般500円 高校生250円 中学生以下無料