146. 同窓生のノンフィクション『大正文士のサロンを作った男―奥田駒蔵とメイゾン鴻乃巣』が上梓 (2015.7.19)

by Shizuko kanto almuni — on

「フランス料理 鴻乃巣」改築落成ポスター


静高82期の奥田万里さんのノンフィクション大作『大正文士のサロンを作った男―奥田駒蔵とメイゾン鴻乃巣』が刊行され、話題になっています。思わず惹きこまれる力作です。

明治末期から大正初期に20代の芸術家たちが中心となり、浪漫派の新芸術を語り合う目的で出発した「パン(牧神)の会」は、東京をパリに隅田川をセーヌに見立て、月に数回河畔の西洋料理店に集まり反自然主義、耽美的傾向の新しい芸術運動の場としました。

メイゾン鴻乃巣創業の跡の碑

集まったメンバーは木下杢太郎、高村光太郎、吉井勇、武者小路実篤、志賀直哉、里見弴、永井荷風、三木露風、小山内薫、谷崎潤一郎、上田敏、山本鼎、石井柏亭など。そのパンの会の主要な会場である西洋料理店「メイゾン鴻之巣」の主人奥田駒蔵は元フランスの日本公使館料理人。その奥田駒蔵のことを描いたノンフィクションです。

静高70期 三木卓氏がこの書籍のことについて書かれた新聞への寄稿はこちら

Yahoo!ほかに掲載の静高82期八牧浩行氏の書評はこちら

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150712-00000020-rcdc-cn http://www.recordchina.co.jp/a113723.html

東京日本橋界隈が舞台ですので、関東同窓会各位にも身近ではないでしょうか。